【Outlook】社内で共有されるカレンダー(予定表)の公開情報・公開範囲の変更方法
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Outlookの予定表(カレンダー)が社内でどのように共有されているのかわかります。また予定表の公開情報や公開範囲を変更する方法、社内のユーザーに閲覧権限や編集権限を付与する方法についても理解できます。
本記事ではMicrosoftのOutlookにおける、社内で共有されるカレンダー(予定表)の公開情報・公開範囲の変更方法について詳しく解説していきます。
知らない人も多くいますが、Microsoft 365の環境ではOutlookの予定表(カレンダー)は同じ組織内のユーザーに共有されていることが一般的です。
Outlookのカレンダーに最初からある「予定表」に登録したスケジュールが社内に公開されています。
自身で予定表の共有設定をしていなくても、初めから同僚や上司があなたの予定表の空き時間や予定の詳細を閲覧できることがあります。
この社内に共有される予定表は「公開範囲を制限する」「非公開にする」「特定のユーザーに編集権限を付与する」といった変更もできます。
本記事を通して、社内で共有される予定表について理解を深めてください。
ここではMicrosoft 365による最新のOutlookを使用しています。
Microsoft 365とはMicrosoft社が提供しているOfficeアプリケーション(Outlook、Word、Excel、SharePoint、PowerPointなど)やサービスを利用できるサブスクリプション(月額課金制)のクラウドサービスです
2026.06.02 記事を追記および修正いたしました
Outlookのカレンダー(予定表)は社内で共有されている
社内で共有される予定表とは
Outlookではメールの送受信だけでなく、カレンダー機能によりスケジュールの管理が行えます。カレンダーはOutlookを起動し、カレンダーのアイコンをクリックすることで表示されます。
カレンダーでは次のような機能が利用できます。
- スケジュール登録
- リマインダー
- 予定表の共有
- 予定のリピート
- Teams会議の作成と参加
- 複数の予定表の作成
- 他の人の予定や空き時間の確認
カレンダーでは「予定表」に予定を登録していきます。予定表は複数作成することができ、仕事用・プライベート用・プロジェクト用と用途に分けて予定を登録できます。
最初は「予定表」という名前の予定表が作成されており、新たな予定表を作成しない限りはすべての予定が初期から存在する「予定表」に登録されます。
Microsoft 365のOutlookではこの「予定表」に登録したスケジュールが社内(所属組織)に公開する設定になっていることが一般的です。
最初から存在する「予定表」をそのまま使っている場合、登録したスケジュールがすべて社内に公開されていることが多い。
ほとんどの方は初期の予定表をそのまま使っている場合が多いです。そのためあまりプライベートな情報は入れないことをお勧めします。
なぜ社内(所属する組織)に公開されるのか
Outlookの予定表が社内(所属する組織)に公開されるのは、「予定表」のアクセス許可に「My Organization(自分の所属組織)」があらかじめ設定されているからです。
もし予定表の共有相手にMy Organizationがあれば、これは削除することができないため、「予定表」に入れた情報は社内に公開されていると思ってください。
既定では空き時間情報のみが公開されることが多いです。
もし「予定の詳細を見られたくない」「公開範囲を制限したい」という場合は、「My Organization」に設定されているアクセス許可を変更することで、公開する情報を調整できます。
アクセス許可の変更方法については次項より解説していきます。
プライベートの情報をOutlookのカレンダーで管理したい場合は、新たに予定表を作成して利用する方法もおすすめです。
予定表(カレンダー)を共有する
社内のチーム(部署)やプロジェクトメンバーと新規で作成した予定表を共有して利用したいシーンはよくあります。
Outlookでは新規で作成した予定表を、指定したメンバー内で共有して利用することができます。
詳しい予定表の共有方法については以下記事をご参照ください。
Outlookの予定表の公開情報・公開範囲を変更する方法
Outlookのカレンダーには基本的に仕事の予定しか入れないため、社内に公開されることで不利益を被ることは少ないです。ですがすべての細かい情報が社内全体にさらされることに不満を持つ方も少なからずいらっしゃると思います。
予定表の共有機能では、共有した相手に対して「どこまでの情報を開示するか」や「編集権限」を与えるかをアクセス権として設定できます。
もちろん社内に共有される「予定表」でもアクセス権を変更して、社内に共有される情報を制限することができます。
予定表の公開情報や公開範囲を変更するには、予定表のアクセス許可に設定されている「My Organization(自分の所属組織)」の権限を変更します。
予定表のアクセス権を変更する方法は以下の通りです。
- 予定表のアイコンをクリックする
- ホームタブ内の「予定表の共有」をクリックし、表示された予定表一覧から「予定表」をクリックする
- 予定表のプロパティ画面が表示します。「My Organization」を選択し、「アクセス権」の欄で希望するアクセス権を選択し、「OK」をクリックします
上記の流れで社内全体に公開される情報の公開情報・公開範囲を変更することができます。
予定表の公開情報・公開範囲を制限する
予定表の公開情報・公開範囲を制限するには、「My Organization(自分の所属組織)」のアクセス権の設定を以下いずれかに変更します。
- 自分の空き時間情報の表示が可能
- タイトルと場所の表示が可能
予定が入っている時間帯と空いている時間帯のみが表示されるようにしたい場合は「自分の空き時間情報の表示が可能」に変更してください。
予定の件名と場所も表示させたい場合は「タイトルと場所の表示が可能」に変更してください。
これらアクセス許可レベルであれば、予定の詳細情報は表示されず、プライバシーを保護することができます。
予定表を非公開にする
予定表の公開範囲を制限しても、他のユーザーに空き時間情報が表示されます。予定表の情報をできるだけ公開したくない場合は、予定表を非公開にすることもできます。
予定表を非公開にする場合は、「My Organization(自分の所属組織)」のアクセス権の設定を「なし」にしてください。
上記の設定により、所属する組織のユーザーは予定表を閲覧できなくなります。
会議の日程調整などで他のユーザーがあなたの空き時間を確認できなくなるため、業務への影響も考慮して設定を変更してください。
予定表を特定のユーザーのみに共有する
予定表の詳細情報を社内全体には公開せず、特定のユーザーのみに共有したい場合は、共有相手を個別に指定してアクセス権限を付与できます。
たとえば自分の直属の上司には予定表のすべてを公開し、かつ編集を可能にするということもできます。
編集権限を付与する
特定のユーザーに予定の編集も許可する場合は、「編集者」や「代理人」の権限を設定します。
編集権限を特定のユーザーに付与する手順は以下の通りです。
- 予定表のアイコンをクリックする
- ホームタブ内の「予定表の共有」をクリックし、表示された予定表一覧から「予定表」をクリックする
- 表示された[予定表のプロパティ]で「追加」ボタンをクリックする
- 表示された[ユーザーの追加]ウィンドウでユーザーを検索・追加して「OK」をクリックする
- ユーザーが追加されたら、アクセス権の項目から「編集が可能」を選択して「OK」をクリックする
閲覧権限を付与する
特定のユーザーに予定表の詳細情報を閲覧できる権限を与えたい場合は、アクセス権の設定で「すべての詳細を表示可能」に変更してください。
閲覧権限を付与しても、相手は予定の作成・編集・削除を行うことはできません。
ユーザーの追加や権限の変更手順は前項「予定表を特定のユーザーのみに共有する」と同じです。
Outlookの予定表のアクセス権の種類
予定表のアクセス権によって、他のユーザーが閲覧できる情報や操作できる内容が異なります。
設定できるアクセス権は以下の通りです。
| アクセス権 | 公開される情報 |
|---|---|
| なし | 予定表が表示されない |
| 自分の空き時間情報の表示が可能 | 空いている時間と予定が入っている時間のみ表示 |
| タイトルと場所の表示が可能 | 予定のタイトルと場所を表示 |
| すべての詳細を表示可能 | タイトル、場所、本文など予定の詳細情報を表示 |
| 編集が可能 | 予定の詳細な閲覧に加えて作成・編集・削除ができる |
| 代理人 | 編集に加えて会議出席依頼の管理などもできる |
他のユーザーの予定表を表示(閲覧)する方法
自分の予定表が社内で公開されているということは、あなた自身も他のユーザーの予定表を確認することができるということです。
以下の流れで他のユーザーの予定表を表示することができます。
- ホームタブ内の「予定表の追加」をクリックし、「アドレス帳から」を選択
- アドレス帳が表示するので対象のユーザーを選択する
- 相手の予定表が画面表示され、「共有の予定表」にもユーザーが追加される
上記の流れで相手の予定表を追加して、いつでも表示できるようになります。チーム内のスタッフの予定確認などの利用に便利な機能です。
ほかのユーザーの予定表を見る方法について詳しく知りたい方は以下記事をご参照ください。
まとめ
本記事「【Outlook】社内で共有されるカレンダー(予定表)の公開情報・公開範囲の変更方法」はいかがでしたか。
ここでは以下の項目について解説してきました。
- Outlookで共有される予定表とは
- 予定表の公開情報・公開範囲を変更する方法
- 予定表の公開情報・公開範囲を制限する方法
- 予定表を非公開にする方法
- 予定表を特定のユーザーのみに公開する方法
- 予定表のアクセス権の種類
- 他のユーザーの予定表を表示(閲覧)する方法
Outlookで登録しているスケジュールが社内に公開されていることを知らない人は以外に多いです。プライベートでも使っている場合は予定表を分けて利用する、または公開する情報を制限するようにしましょう。
Outlookにはその他にも便利な機能が備わっています。以下記事では仕事に役立つ機能をご紹介しています。ぜひ読んでいただき、まだ使ったことがない仕事に役立つ機能を探してみてください。
よくある質問(FAQ)
Outlookの予定表は初期設定で社内に共有されていますか?
Microsoft 365やExchange Serverを利用している環境では、予定表が組織内のユーザーに共有されていることが多いです。
公開される情報の範囲は組織の設定や個人の共有設定によって異なりますが、「空き時間情報のみ」が公開されることが多いです。
Outlookの予定表を非公開にできますか?
はい、「My Organization(自分の所属組織)」のアクセス権を「なし」に設定することで、組織内のユーザーから予定表を見えなくできます。
ですが、組織のポリシーによっては完全に非公開にできないこともあります。
特定のユーザーだけに予定表を共有できますか?
はい、特定のユーザーのみに予定表を共有することができます。予定表の共有設定からユーザーを個別に追加し、閲覧権限や編集権限を付与してください。
組織全体への公開を制限したうえで、必要なユーザーだけに共有することも可能です。
閲覧権限と編集権限の違いは何ですか?
閲覧権限は予定表の内容を表示するための権限であり、編集権限は予定の作成・編集・削除ができる権限です。
そのため秘書やチームリーダーなど、他のユーザーの予定表を管理する必要がある場合に付与されることが一般的です。
他のユーザーの予定表が表示できないのはなぜですか?
他のユーザーの予定表が表示されない原因として、相手から共有権限が付与されていない、組織のポリシーによって閲覧が制限されているなどが考えられます。
また、相手が予定表の公開レベルを「なし」に設定している可能性もあります。
個別の予定だけを非公開にできますか?
はい、個別の予定のみを非公開にすることはできます。
予定の作成画面で「非公開」を設定すると、予定表の共有相手であっても件名や詳細情報を閲覧できなくなります。



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